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Carbon Copy Cloner (CCC) は、macOS Catalina から Sonoma に対応し、Intel と Apple Silicon の両方で高速・スナップショット対応のバックアップ、柔軟な自動化、検証機能を提供するエンタープライズ向けデータ保護ツールです。

Carbon Copy Cloner

商品コード:
1001234701~1001234703

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メーカー:
Bombich Software, Inc.
JANコード:
10002707
関連カテゴリ:
ユーティリティ > バックアップ
Mac・Unix・携帯・PDA・スマートフォン > Mac

【ライセンス種類】

Carbon Copy Cloner Corporate & Institutional License Pro License
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Carbon Copy Cloner – エンタープライズ向け macOS バックアップ & クローン

Carbon Copy Cloner – エンタープライズ向け macOS バックアップ & クローン

サマリー

Carbon Copy Cloner (CCC) は、20 年以上にわたり IT プロフェッショナルに信頼されてきた、macOS 専用のバックアップ/ディスク クローン ソリューションです。CCC は APFS スナップショット、FSEvents の変更追跡、ネイティブ暗号化など、最新の macOS テクノロジーを活用した 高速・検証可能・高度に自動化されたデータ保護ワークフロー を提供し、企業の Mac を最小限のダウンタイムで保護します。

IT意思決定者向け主要ポイント

  • データファースト・バックアップ: CCC はユーザーデータとアプリケーションの時点コピーを作成し、Finder からそのままアクセスできます。
  • サポート対象でのブート可能リストア: Intel Mac と旧 OS では完全なブート可能クローンを作成可能。Apple Silicon/シールドシステム macOS (Big Sur 以降) では外部ブートが制限されているため、CCC は macOS を再インストール後、CCC バックアップからデータを移行 する最新ワークフローを推奨します。
  • スナップショット バージョニング: バックアップ先の APFS スナップショットにより Time Machine 形式の世代管理を、より細かい管理下で実現します。
  • 柔軟な自動化: 時間・変更量・ネットワーク条件などに応じてスケジュールを設定でき、事前・事後スクリプトの実行や SafetyNet アーカイブの活用、メールによるレポート通知も行えます。
  • セキュリティ & プライバシー: すべてのデータは自社管理ストレージ上に保持されます。バックアップ先は APFS 暗号化 可能で、スナップショットはランサムウェア対策として読み取り専用となっています。
  • 最新 macOS との互換性: CCC 6 & 7 は macOS 10.15 (Catalina) から macOS 14 (Sonoma) までをサポートし、OS 新リリース当日から対応しています。

製品概要

macOS 専用設計

汎用バックアップスイートと違い、CCC は macOS のためだけに開発されています。コピーエンジンは FSEvents を利用して変更ファイルのみを検出し、必要に応じて Apple Software Restore (ASR) を使用、さらに APFS の高速ディレクトリクローン とスナップショットを活用して卓越した速度と信頼性を実現します。

ブート可能クローン ― 明確なガイダンス

  • Intel & 旧 macOS:外部クローンから即時ブートし、内部ドライブ故障後も数分で復旧。
  • Apple Silicon & シールドシステム macOS:Apple が内部 SSD 故障時の外部ブートを認めていないため、CCC はデータ & アプリのバックアップに集中し、復旧は (1) macOS 再インストール → (2) CCC バックアップからのデータ移行 で実施。従来の手作業再構築よりはるかに高速。

インクリメンタル & スナップショット世代管理

初回コピー後は Smart Update により変更ファイルのみをコピー。各実行時にバックアップ先で APFS スナップショット を生成し、フルクローン追加なしで細かな時点復元を可能にします。

自動化 & 監視

  • 時間指定スケジュール(毎時~毎月)または変更量トリガー。
  • 指定ネットワーク・電源状態・ログイン状態でのみ実行。
  • 事前/事後スクリプト、電源管理、SafetyNet 削除ポリシー。
  • 自動検証 & ヘルスチェック:バックグラウンドのチェックサム比較で整合性を確認し、異常があればメール通知。

セキュリティ制御

  • タスク設定画面のトグル一つでバックアップ先を暗号化。
  • バックアップ終了後に自動アンマウントし、ランサム攻撃リスクを軽減。
  • スナップショットは不可変。マルウェアによる改ざんを防止。
  • クラウド非依存 ― 規制業界でも安心。

ライセンス & サポート

  • 家庭向けライセンス:個人利用の場合、1 購入で家庭内の全 Mac で使用可。
  • 企業・教育・技術者向け:ボリュームライセンス、Pro ライセンス。
  • 買い切り+同一メジャーバージョン内無償アップデート。メジャー間は割引。
  • 30 日間フル機能試用版。
  • 20 年以上続くエンジニア直結サポートと多言語ナレッジベース。

企業導入で得られる主なメリット

  1. RTO(目標復旧時間)の短縮
    Apple Silicon では macOS 再インストール+データ移行、Intel では外部ブートで数分復旧。
  2. RPO(目標復旧時点)の強化
    毎時 Smart Update とスナップショットで損失を分単位に。
  3. Mac フリート管理の簡素化
    プロファイル/スクリプトでタスク展開し、レポートを IT ダッシュボードへ自動送信。
  4. 監査に強い整合性
    非専用形式ファイル、詳細ログ、チェックサム検証で監査要件を満たす。
  5. コストと予測可能性の向上
    クラウドストレージ費ゼロ、インクリメンタルでネットワーク・ストレージ負荷を削減。

代表的なユースケース

シナリオCCC の優位性
Intel Mac の迅速復旧クローンから直接ブートし、都合の良い時に内部ドライブを交換。
Apple Silicon 災害復旧macOS 再インストール後、CCC バックアップから一括移行。
ファイル世代復元Finder でスナップショットを閲覧し、ドラッグ & ドロップで復元。
ハードウェア移行/イメージ展開ゴールデンマスターを新 Mac や SSD にクローン。
オフサイトローテーションSmart Update で戻した際に短時間で更新。

よくある質問

Q — いまでもブート可能バックアップを作成できますか?
A — Intel Mac とシールド化前の macOS では可能です。Apple Silicon 以降や Big Sur 以降では外部ブートが制限されているため、CCC はユーザーデータとアプリに集中し、復旧は macOS 再インストール+データ移行で行います。

Q — Time Machine と併用できますか?
A — 併用している管理者が多数います。迅速復旧と詳細制御には CCC、ユーザ主導のファイル復元には Time Machine、という補完的運用が可能です(同一ドライブでもボリュームを分ければ共存可)。

Q — 対応ファイルシステムは?
A — Catalina~Sonoma のシステムボリュームをバックアップするには APFS が必須。データのみのバックアップなら HFS+、exFAT、SMB 共有も使用できますが、ブート可能性とスナップショットは APFS が前提です。

Q — 企業向けのライセンス形態は?
A — ボリュームライセンスやサイトライセンス、Pro 技術者ライセンスも提供しています。



試用版ダウンロードはこちら


メーカーの製品サイト
https://bombich.com/

【言語】英語