製品について
urlscan.io 商用プランは、urlscan.io のコアスキャンエンジンを基盤としたビジネス/エンタープライズ向けサブスクリプションです。Automate は大量自動化向けの API Only プラン、Professional / Enterprise / Ultimate は API に加えて urlscan Pro の脅威ハンティング機能を利用できる API Threat Hunting プランです。
- 大量の API 利用:URL の送信や結果取得を大規模に自動化可能。
- Public / Unlisted / Private スキャン:用途に応じた可視性レベルで運用可能。
- 高度な脅威ハンティング機能:Professional 以上では urlscan Pro により、高度な検索、類似検索、Saved Searches、アラート、継続監視を利用可能。
- 柔軟な統合性:API ファースト設計で、SOAR や各種セキュリティ製品と連携しやすい構成。
- エンタープライズ向け管理機能:SSO、カスタム保持期間、チーム運用、アクセス制御などに対応。
Submission API / Result API
URL を Submission API へ送信すると、クラウド上のサンドボックスでページを取得・分析し、HTML DOM やスクリーンショット、リソース一覧、アクセスドメインなどを含む結果を Result API から取得できます。機能は UI / API のどちらからでも利用でき、urlscan.io は API ファーストで設計されています。
可視性とプライバシー
urlscan.io では、スキャン結果の可視性を Public / Unlisted / Private から選択できます。これらの区分自体は商用プラン専用ではありませんが、商用プランでは Private / Unlisted のクォータや保持・運用機能が大幅に強化されます。
- Public:公開データベースに登録され、誰でも閲覧可能。
- Unlisted:一般公開検索には表示されませんが、urlscan Pro を利用する vetted security researchers / security companies から参照される可能性があります。
- Private:公開検索には表示されない非公開モードです。提出者本人がパーソナライズド検索で参照でき、必要に応じて scan ID を共有した相手だけに個別共有できます。
3つのモードで分析結果の深さは同一です。違いは可視性であり、機密 URL や社内調査では Private、外部と連携した脅威共有では Unlisted、公開共有を前提とする場合は Public が適しています。
カスタムスキャンオプション
スキャン時には以下のカスタマイズが可能です:
- 地理的ロケーション:スキャン元の国を選択して、地域差分やジオブロックの影響を確認できます。2026年4月時点の公開 UI では JP / US / DE を含む 24 カ国が選択肢として表示されています。無料版では国指定は Public Scans に限られますが、商用プランでは Private を含む All Scans で利用できるため、非公開のまま地域別調査を実施できます。
- カスタムユーザエージェント / 端末条件:主要ブラウザ / OS 相当のユーザーエージェントや各種 bot ユーザーエージェントを切り替え、応答差分や回避挙動を検証できます。公開 UI では Chrome 147、Firefox 149、iOS 18.7 系 Safari、Android 16 系、Google bot、PerplexityBot などの候補が確認できます。※候補一覧は随時更新されます。
- レジデンシャル IP / Tor:Professional 以上では、Quick Scanning / Live Browsing により、複数地域・レジデンシャル IP・Tor ネットワークを使った検証が可能です。通常の公開スキャンだけでは捉えにくい地域依存・回避型の挙動確認や、.onion サイトの調査に有効です。
urlscan Pro ポータル(商用プラン)
Professional / Enterprise / Ultimate では、脅威ハンティング用プラットフォーム urlscan Pro を利用できます。主な機能は以下のとおりです。
- Visual Search:既存スキャンのスクリーンショットを起点に、視覚的に類似した過去スキャンを探索。
- Advanced Search:ページタイトルやページ内テキストなどを含む追加フィールドで履歴検索。
- Saved Searches & Alerts:検索条件を保存し、新規ヒットを通知。チーム内共有や継続監視にも活用可能。
- Domain Monitoring / urlscan Observe:ドメイン、ホスト名、URL の活動や変化を継続監視。
- Live Scanning / Live Browsing:異なる地域、ユーザーエージェント、デバイス条件、レジデンシャル IP などで差分検証し、必要に応じて対話操作も可能。
- Threat Hunting データソース:フィッシング検出フィードや新規観測ドメイン / ホスト名データを用いた調査を強化。
エンタープライズ向け機能
- 大容量クォータ:大規模自動スキャンや製品組み込みに対応。
- 優先サポート:Professional では Email / Zoom、Enterprise / Ultimate では Email / Phone / Zoom に対応。
- シングルサインオン(SSO):Professional 以上で SAML 2.0 に対応。
- カスタムデータ保持:Professional 以上で Private Scans の保持期間を調整可能。
- エンタープライズセキュリティ:Enterprise / Ultimate では、IP / サブネット制限、アイドルセッションタイムアウト、最大セッション時間、同一ユーザーの排他セッション制御を利用可能。
- オンボーディング/トレーニング:Professional 以上でオンボーディングコール、Enterprise 以上で定期トレーニングを提供。
よくある質問 (FAQ)
- Q: urlscan.io 商用プランとは何ですか?
- A: URL スキャンの大量利用に加え、Professional 以上では urlscan Pro による高度な脅威ハンティング、Saved Searches、アラート、継続監視を利用できる商用サブスクリプションです。Automate は API Only、Professional / Enterprise / Ultimate は API Threat Hunting プランです。
- Q: 無料版との違いは?
- A: 無料版でも Public / Unlisted / Private の可視性レベルや基本的なスキャンは利用できますが、商用プランではクォータが大幅に拡張されます。さらに Professional 以上では urlscan Pro、Saved Searches、Advanced Search、Visual Search、Domain Monitoring、Private を含む国指定、Residential / Tor を活用した調査機能などを利用できます。
- Q: 既存のセキュリティツールに統合できますか?
- A: はい。API ファースト設計のため、REST API を通じて SOAR や各種セキュリティ製品、自動化ワークフローへ組み込みやすい構成です。
- Q: データの機密性はどのように保護されますか?
- A: Public / Unlisted / Private の可視性設定により、用途に応じた公開範囲を選択できます。Private は公開検索に表示されず、提出者自身が参照するための非公開モードです。商用プランでは Private スキャンのクォータ拡張に加え、Professional 以上で保持期間のカスタマイズにも対応します。
- Q: フィッシングや悪性サイトの検出はどのように行われますか?
- A: urlscan.io はページの読み込み時に発生する通信、DOM、スクリーンショット、リソース読込などを記録し、ブランド / フィッシング検出や履歴検索、類似検索と組み合わせて調査を支援します。なお、検出結果は自動判定だけに頼るのではなく、アナリストによるレビューと併用する運用が推奨されます。
- Q: どの業界にメリットがありますか?
- A: 金融、ヘルスケア、政府、EC、小売、MSSP、セキュリティベンダなど、フィッシングや悪性サイト調査の重要度が高い業界に適しています。
メーカーの製品サイト
https://urlscan.io/
【言語】英語


