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更新できないLinuxが抱えるログ管理の課題
生産設備や専用アプリケーションとの互換性を維持するため、RHEL 5やCentOS 5を使い続けている企業は少なくありません。
古いOSが残っている背景には、次のような事情があります。
- 生産設備や制御ソフトウェアが特定のOSだけをサポートしている
- OSを変更するとシステムの再認証や再検証が必要になる
- 業務アプリケーションが古いカーネルやライブラリに依存している
- 新しいOSでは既存のハードウェアやドライバーが動作しない
OSを更新できないからといって、ログ収集が不要になるわけではありません。
パッチを適用できないシステムほど、障害、設定ミス、不正アクセスなどを確認するためのログが重要です。
しかし、対応するログ収集エージェントが見つからず、独自スクリプトや中継サーバーによる運用を続けているケースもあります。
RHEL 5・CentOS 5に対応するNXLog Agent
NXLog Agentは、64ビットのRed Hat Enterprise Linux 5およびCentOS 5に対応しています。
古いライブラリ環境に対応する専用のRPMパッケージが用意されているため、依存ライブラリを個別に探したり、独自にビルドしたりすることなく導入できます。
レガシーOS向けのNXLog Agentでは、セキュリティ監視や障害調査に必要な基本的なログ収集・転送機能を利用できます。
- ローカルファイルからのログ収集
- syslogからのログ収集
- 収集したログの解析・処理
- 対応するプロトコルによるログ転送
- NXLog Platformへの登録と集中管理
レガシーOS向けのパッケージで利用できるモジュールは、新しいOS向けパッケージの一部に限定されます。
導入前に、必要なログソースや転送方法に対応するモジュールが含まれているか確認する必要があります。
新旧のOSを同じ画面で集中管理
RHEL 5やCentOS 5上のNXLog Agentも、NXLog Platformに登録すると、ほかの対応OS上のエージェントと同じ管理画面で扱えます。
管理画面では、次の情報や操作を利用できます。
- エージェントの稼働状態の確認
- 毎秒のイベント数の確認
- CPU負荷の確認
- メモリ使用状況の確認
- エージェント設定の配布・更新
- 共通するログ収集ポリシーの適用
設定変更のたびにレガシーサーバーへSSH接続する必要がなく、NXLog Platformから設定を配布できます。
古いOSだけを独自スクリプトや専用の中継サーバーで管理する運用を見直し、新旧のシステムを共通のログ収集パイプラインへ統合できます。
NXLogを導入するメリット
RHEL 5やCentOS 5のログ収集にNXLogを利用することで、次のような運用改善につなげられます。
- レガシーシステムの可視化:これまで収集できなかった古いシステムのログを、セキュリティ監視や障害調査に利用できます。
- 新旧のOSを一元管理:レガシーLinuxと新しいLinux、Windowsなどのエージェントを同じ管理画面で扱えます。
- 個別運用の削減:古いOS専用に作成したログ転送スクリプトや複雑な中継構成を見直せます。
- 設定管理の統一:エージェントの設定をNXLog Platformから配布・更新できます。
- 監査対応への活用:古いシステムもログ収集の対象に含め、監査に必要な記録の確保に活用できます。
- 既存環境との連携:収集したログをNXLog Platformや対応するSIEMへ転送できます。
レガシーOSのためだけに別のログ管理環境を維持する必要がなくなり、社内のログ収集方法を統一しやすくなります。
主な活用シーン
NXLog AgentによるレガシーLinux対応は、次のような環境で活用できます。
- 製造・OT環境:ベンダー認証や設備との互換性によりOSを更新できない、生産ラインや制御システムからログを収集
- 医療・金融・官公庁:OS変更によってシステムの再認証や再検証が必要になる環境で、現在の構成を維持したままログを収集
- セキュリティ監視:RHEL 5やCentOS 5のログをNXLog Platformや対応するSIEMへ転送
- 監査対応:ログ収集の対象外になっていた旧型サーバーから、監査に必要なログを取得
- 複数世代のOS管理:レガシーLinuxと新しいOS上のエージェントをNXLog Platformで一元管理
OSを変更できない環境でも、ログ収集と管理の方法を見直すことで、セキュリティ監視の対象に加えられます。
導入前の確認ポイント
RHEL 5・CentOS 5環境への導入を検討する際は、次の情報を整理しておくと、必要な製品構成を確認しやすくなります。
- 対象OSとプロセッサーアーキテクチャ
- 収集するログの種類と保存場所
- 必要な入力・処理・出力モジュール
- ログの転送先
- 対象となるシステム数とログソース数
- NXLog Platformによる集中管理の要否
特にレガシーOS向けパッケージでは、利用できるモジュールが限定されます。
必要なログの収集方法と転送先を確認したうえで、構成を選定してください。
まとめ
RHEL 5やCentOS 5を更新できない場合でも、ログ収集まで諦める必要はありません。
NXLog Agentを利用すれば、レガシーLinuxからログを収集し、新しいOSと共通のNXLog Platformで監視・管理できます。
- RHEL 5・CentOS 5向けの専用RPMパッケージを利用
- ローカルファイルやsyslogからログを収集
- 対応するSIEMやNXLog Platformへログを転送
- 新旧のOS上のエージェントを同じ管理画面で監視
- 管理画面からエージェント設定を配布・更新
- 独自スクリプトや専用の中継構成を見直し
アルテック株式会社は、NXLogの正規販売代理店として、製品構成、ライセンス選定、対応OS、利用可能なモジュールに関するご相談を承っています。
対象OS、システム数、収集するログ、転送先などをお知らせください。
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