DomainTools

DomainToolsでSOCのドメイン・IP調査を効率化


SOCにおけるドメイン・IP調査の課題

SOCやセキュリティチームでは、不審なドメインやIPアドレスが検出されるたびに、登録情報やリスク、関連インフラを調査する必要があります。

しかし、複数のサービスを行き来して情報を集めていると、調査に時間がかかり、重要な脅威への対応が遅れることがあります。

DomainToolsは、Splunk、Google SecOps、Microsoft Sentinel、OpenCTI、Cortex XSOARなどと連携できます。

普段使用しているSIEM、SOAR、TIPにDomainToolsのデータを組み込むことで、既存の運用環境を活用しながら、ドメイン・IP調査を効率化できます。


Splunkとの連携

DomainTools App for SplunkおよびSplunk Enterpriseでは、IrisQLとDomainToolsのIPフィードを利用できます。

IrisQLをSplunkの検索処理言語で使用し、高リスクなホスティングIPアドレスのライブデータを組み合わせた検索や検知を行えます。

  • 単一クエリによる広範な攻撃キャンペーンの検出
  • 組織のリスク基準に合わせたIPブロックリストの作成
  • 指定したC2の特徴と一致するIPアドレスの検出
  • 過去のメールアドレスやドメイン登録者名の検索
  • RDAPまたはWHOISデータを対象とした検索

作成したIrisQLクエリは、テキストエディター、チケット管理システム、コラボレーションツールなどへコピーして共有できます。

調査条件をチーム内で再利用できるため、調査手順の統一にも役立ちます。


Google SecOpsとの連携

DomainToolsのReal-Time Threat Feedsは、Google Chronicle/Google SecOpsへ直接取り込めます。

標準のYARA-L検知ルールとChronicle SOARプレイブックも利用できます。

  • DomainToolsの脅威フィードをGoogle SecOpsへ取り込み
  • YARA-Lルールによる不審なドメイン・IPアドレスの検知
  • Irisルックアップによる関連情報の取得
  • Chronicle SOARプレイブックによる調査フローの自動化

テレメトリ内で不審なドメインやIPアドレスが確認された場合に、Irisによるルックアップを自動的に実行できます。

アラート発生後の情報収集を自動化し、アナリストによる手作業を減らせます。


Microsoft Sentinelとの連携

Azure上のMicrosoft Sentinelでは、DomainToolsのReal-Time Observability Feedsを利用できます。

  • NAD:新規アクティブドメイン
  • NOD:新規観測ドメイン
  • NOH:新規観測ホスト
  • DomainDiscovery

これらのフィードをMicrosoft Sentinelへ取り込むことで、新たに確認されたドメインやホストの監視、分析、脅威ハンティングに活用できます。


SOAR・TIPとの連携

DomainToolsは、SIEMだけでなく、SOARや脅威インテリジェンスプラットフォームとも連携できます。

  • Cortex XSOAR:IP RiskおよびIP Hotlist Real-Time Threat Feedを、自動プレイブックのサンプルから取り込めます。
  • OpenCTI:Iris Investigate API、Iris Query Language、Iris Detect API、Real-Time Threat Feedsを利用できます。
  • Torq:IrisQLとDomain Historyを使用し、WHOIS/RDAP、DNS、Webコンテンツ、スクリーンショット、SSL証明書の変化を追跡できます。
  • Cyware CTIX:Iris Investigate APIのレスポンスに含まれる情報を、調査や対応に利用できるデータポイントとして活用できます。

DomainToolsの情報を既存の運用基盤へ取り込むことで、ドメイン分析、関連インフラの把握、リスク確認、対応の自動化に活用できます。


DomainToolsを連携するメリット

DomainToolsは、CrowdStrike、Palo Alto Networks、Anomali、Google Chronicle、Elastic、Splunkなどの主要なセキュリティプラットフォームとの技術連携に対応しています。

既存のSIEM、SOAR、TIPからDomainToolsのデータを利用することで、次のような運用改善につなげられます。

  • 不審なドメインやIPアドレスの調査時間を短縮
  • アラートに脅威情報を付与して優先順位を判断
  • 高リスクなIPアドレスのブロック候補を作成
  • 検知後のルックアップや情報収集を自動化
  • ドメインや関連インフラの変化を追跡
  • 調査クエリや判断材料をチーム内で共有

新しい調査環境を別に用意することなく、普段使用しているセキュリティツールからDomainToolsのデータを利用できる点が大きなメリットです。


まとめ

DomainToolsをSIEM、SOAR、TIPと連携することで、不審なドメインやIPアドレスの検知、情報収集、リスク確認、対応までの流れを効率化できます。

  • SplunkでIrisQLとIPフィードを利用
  • Google SecOpsで脅威フィードと自動ルックアップを活用
  • Microsoft Sentinelでドメイン・ホストの観測フィードを利用
  • OpenCTIで大規模なドメイン分析とインフラマッピングを実施
  • Cortex XSOARなどのSOARへリスクフィードを統合
  • Domain Historyでドメイン関連情報の変化を追跡

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