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Electronic Teamスクリーンショット

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Electronic Teamは、USB/シリアルの仮想化とリモートデバイスアクセス、そしてmacOS向け生産性アプリを提供するソフトウェアです。

Electronic Team

商品コード:
1000700501~1000700506

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メーカーへの確認が必要な製品です。見積依頼からお手続きください。

メーカー:
Eltima Software
JANコード:
10001582
関連カテゴリ:
アプリケーション > その他

【ライセンス種類】

USB Network Gate FlexiHub Donglify Virtual Serial Port Driver Serial to Ethernet Connector Serial Port Monitor
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サマリー

Electronic Team, Inc.(Eltima)は、ポート仮想化、リモートデバイスアクセス、macOS 生産性ツールの成熟したポートフォリオを提供し、世界中のエンタープライズ IT、OT/SCADA チーム、ソフトウェア開発者に活用されています。中核を成すのは USB Network Gate(USB over Ethernet/IP)Serial to Ethernet Connector(Serial over IP)Virtual Serial Port Driver(仮想 COM)Serial Port Monitor(COM アナライザー)で、LAN/WAN、RDP/Citrix セッション、仮想環境(VMware、Hyper-V)で、暗号化、トラフィック最適化、細粒度のデバイス分離により、マルチユーザー Windows サーバーでも信頼性高くデータ/デバイス制御を実現します。さらに、FlexiHub(USB/COM 共有のクラウド編成プラットフォーム)、Donglify(ライセンスキー向けソフトウェア型「ドングルサーバー」)、がこれを補完します。Mac 環境向けには Elmedia PlayerCommander OneFolxCloudMounterMacDroidJustStreamDoCastAI Headshot Generator といったエンドユーザー向けツールも提供され、エンドポイントや VDI プールの標準イメージに適しています。

エンタープライズの意思決定者にとっての価値は、距離とポートの制約を取り除きつつ、互換性と監査性を維持できる点にあります。たとえば、コンプライアンス用ドングルの集中管理、ラボ/産業機器の遠隔調整、現地出張の削減、QA・ドライバ開発の加速、ヘルプデスクの安全な遠隔可視化・修復を、脆弱なハードウェアブリッジを追加せずに実現します。オープンソース構成や汎用のリダイレクトツールと比較して、Eltima のポートフォリオは 商用サポート、クロスプラットフォームの実行バイナリ、モダンな GUI、ポリシー制御、プロトコルの幅(RDP/ICA)、 そして SDK を備え、複数のデバイスリダイレクト型を単一ベンダーに標準化できます。

本ページでは製品別の概要、利点、実装例、ユースケース、FAQ を整理。セキュリティモデル、OS/CPU サポート(Apple シリコン含む)マルチユーザー/ターミナルサーバーVDI での展開パターン、USB パススルー/シリアル SDK による DevOps・OEM 連携も解説します。比較検討が必要な方に向けては、ユーザー/セッション単位のデバイス分離RFC 2217/Telnet によるシリアル制御UDP ブロードキャストModbus データビュークラウド/チーム編成といった差別化点を明確に示します。

USB/COM デバイスの遠隔アクセス標準化ライセンスドングルの集中管理macOS 端末の安全なクラウド・ストレージ/ストリーミングを検討中なら、パイロットからスケールまでを一貫支援するベンダー支援型の統一ポートフォリオがここにあります。必要に応じて、同技術を自社ソリューションへ組み込むための SDK も用意されています。

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製品概要と価値提案

Eltima(Electronic Team, Inc.)は、USB/シリアルの仮想化・監視・リダイレクトを中心に、LAN/WAN、RDP/Citrix、仮想環境におけるシームレスなネットワーク通信を実現する高品質ソフトウェアを提供しています。狙いは一貫して「遠隔デバイスをローカルのように振る舞わせる」こと。セキュリティ、性能チューニング、エンタープライズ管理性を備え、商用サポートと SDK で裏付けます。

ひと目で分かる(ポートフォリオの柱)
USB Network Gate:暗号化・圧縮・デバイス分離、RDP/ICA 対応の USB over Ethernet/IP。
Serial to Ethernet Connector:マルチクライアント、UDP ブロードキャストRFC 2217/Telnet、仮想ポート、バッファリング対応の Serial over IP。
Virtual Serial Port Driver仮想 COM ペアの作成、PRO の分割/結合/マージ/スイッチャー/ループバック。
Serial Port Monitor:マルチポート同時キャプチャ、Modbus ビュー、低レベル要求トレース、再生/比較を備えた COM アナライザー
FlexiHub:チーム/拠点をまたいだ USB/COM のクラウド編成アクセス。
Donglifyソフトウェア型ドングルサーバー。ライセンスキーのマルチ接続に対応。
macOS ツール群:Elmedia Player、Commander One、Folx、CloudMounter、MacDroid、JustStream、DoCast、AI Headshot アプリ。

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USB & シリアル接続スイート(Enterprise/IT/OT)

USB Network Gate(USB over Ethernet/IP)

製品紹介

USB Network Gate(UNG) は、USB デバイスを LAN/Wi-Fi/インターネット経由で共有し、リモート側をローカル接続のように認識させます。Windows(デスクトップ/Server)/macOS/Linux/Android をサポートし、RDPCitrix ICA に統合。暗号化/圧縮ユーザー/セッション単位のデバイス分離で、マルチユーザーサーバー上のアクセス制御を実現します。

主な機能

  • クロスプラットフォームのクライアント/サーバーAndroid 共有
  • デバイス分離(特定のユーザー/セッションにひも付け)
  • 暗号化/パスワード圧縮による帯域最適化
  • 仮想化/VDI サポート(VMware、Hyper-V、Citrix)

導入メリット

  • 追加ハードウェアなしで、オンプレ/VDI/DaaS 全体の リモート USB アクセスを標準化
  • ターミナルサーバーや共有 RD ホストで ユーザー/セッション単位の分離によりテナンシーを強化
  • ライセンスドングル、ラボ用カメラ、スキャナなどの 現物取り回しを削減し、稼働率と監査性を向上
  • Windows/macOS(Apple シリコン対応)/Linux/Android まで広範な OS カバレッジ

ユースケース

  • VDI ラボ:Web カメラ/スマートカード/ストレージをポリシー制御つきでセッションへ透過
  • 支店運用:複合機/スキャナや USB POS 周辺機器をサブネット越しに共有
  • RDP/Citrix ファーム:USB を許可しつつ、対象ユーザーにだけデバイスを可視化

他方式との違い

OSS や他方式に比べ、暗号化、分離、RDP/ICA 連携、商用サポートを備える点が特長。エンタープライズ要件に適合しやすい構成です。

FAQ

  • RDP/ICA でも動作しますか? はい、RDPCitrix ICA をサポートしています。
  • 異なる OS を混在できますか? はい、Windows/Mac/Linux の組み合わせに対応します。
  • Android 共有は可能ですか? はい、Android クライアントがあります。

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Serial to Ethernet Connector(SEC)

製品紹介

SEC は RS-232/422/485 のデータを IP 越しにリダイレクトし、クライアント側に仮想シリアルポートを作成して遠隔機器へブリッジします。同時クライアント接続(読み書き制御)、リンク断時のデータバッファリング、一対多配信のUDP ブロードキャストRFC 2217/Telnet によるポートパラメータ制御など、産業/OT 現場で有用な機能を備えます。

導入メリット

  • 物理エクステンダや増設カードの代替となるソフトウェア化で CAPEX と出張工数を削減
  • UDP ブロードキャストマルチクライアントで、リーダー/メーター/センサーのデータを拡張配信
  • RFC 2217 と信号線/フロー制御の維持、バッファリングで堅牢性を確保

ユースケース

  • SCADA/プラント OT:PLC/HMI のシリアル終端をルーティング網に集約
  • 小売/POS:RS-232 のスケール/プリンターを複数バックエンドへ公開
  • VM/ブレード環境:COM デバイスを仮想ポートとして提示し、レガシー移行を容易化

差別化

DIY 的なゲートウェイや他の Serial over IP と比べ、マルチクライアント R/W、UDP ブロードキャスト、RFC 2217/Telnet、OEM 級 SDKを統合。実行環境と組込み技術を単一ベンダーで調達できます。

FAQ

  • 同一ポートを複数クライアントで読めますか? はい。読み書きポリシーを設定可能です。
  • UDP ブロードキャストに対応していますか? はい。サブネット内のリスナーに配信できます。

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Virtual Serial Port Driver(VSPD)

製品紹介

VSPD はアプリ/ドライバが要求するシリアル I/F のために、仮想 COM ポートのペア(ヌルモデム)を作成します。PRO エディションでは 分割/結合/マージ多対多のポートバンドル、テスト用ループバック、次の空きデバイスへ自動接続するスイッチャーを備え、QA 自動化やテレメトリ集約に最適です。

利点

  • 物理 COM ハードウェアがなくてもテスト/CIが可能。ライン条件のシミュレーションや複数消費先へのルーティングを実現
  • 高い互換性を目指したドライバスタック設計

ユースケース

  • ドライバ/プロトコル開発(ループバック、再生)
  • データのファンアウト(物理 COM を複数の仮想ポートへ分配)
  • 集約(複数の物理ポートを単一の仮想ポートへ結合)

FAQ

  • 仮想 COM ペアの数に制限はありますか? 実質的にはシステム資源が許す限りです。

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Serial Port Monitor(SPM)

製品紹介

SPM はプロフェッショナルな COM アナライザー/スニファで、他アプリがオープン中のポートでもライブトラフィックを捕捉可能。複数ポートを 1 セッションで扱え、テーブル/ライン/ダンプ/ターミナル/Modbusの各ビュー、低レベルトレース、セッションの再生/比較などを備え、デバッグやコンプライアンス記録に役立ちます。

利点 & ユースケース

  • PLC、センサー、独自シリアルプロトコルのトラブルシューティングを加速
  • 再生で不具合を再現し、比較で修正検証。監査用エクスポートも容易

FAQ

  • Modbus ビューは? RTU/ASCII に対応しています。
  • 使用中ポートの監視は可能? 対応エディションで利用できます。

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クラウド編成によるデバイスアクセス & ライセンスドングルの集約

FlexiHub

製品紹介

FlexiHub は、USB/COM デバイスへのリモートアクセスをクラウドで一元管理し、どこからでも利用可能にします。Windows/macOS/Linux/Android をカバーします。

利点 & ユースケース

  • プリンタ、Web カメラ、カードリーダーなどのラボ機材へグローバルアクセス
  • デバイス招待やチームレベル制御による拠点横断コラボレーション
  • 専用ゲートウェイなしでの OT/IoT リモートアクセス

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Donglify(ソフトウェア・ドングルサーバー)

製品紹介

DonglifyUSB ドングル(ライセンスキー)を LAN/WAN/Wi-Fi 越しに共有するソフトウェア型サーバーです。マルチ接続(ベンダー許諾時に 1 本を複数クライアントで共有)に対応し、Windows と macOS をサポート。VM/RDP へのライセンス持ち込みに広く使われています。

利点 & ユースケース

  • 脆弱な USB キーを安全なホストへ集中配置。配送・紛失リスクを排除
  • VM/RDP でのライセンス利用を容易化(ネイティブのパススルー制約を補完)

差別化

ハードウェア型サーバーと比べてソフトウェアのみで導入容易、ラック機器なしでスケール可能。OS カバレッジやマルチ接続の挙動が整理されています。

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インテグレーション & OEM(ISV 向け SDK)

デバイスリダイレクト技術を自社製品に組み込みたい組織向けに、USB Passthrough SDK(USB Network Gate SDK)Serial to Ethernet Connector SDKVirtual Serial Port Driver SDK を提供。組込みライセンスキー、優先エンジニアリングサポート、サンプルコードWindows/macOS/Linux/Android(Apple シリコン含む)対応などの利点があります。

ハイライト

  • USB Network Gate SDK:認証/暗号およびデバイス共有ロジックを統合するための API、オンデバイスライブラリ、サンプルアプリを提供。Windows/Windows Server、macOS、Linux、Android を広くサポート。
  • VSPD SDK分割/結合/マージと仮想 COM 生成を組み込んで、複数コンシューマ対応のシリアルアプリを実現。
  • SEC SDKTelnet/RFC 2217 を含むシリアルリダイレクトをハード/ソフトに組み込み可能。

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実装効果(シナリオ別)

  • ライセンスドングルの集中管理:個別 PC へ挿し替えず、Donglify で制御されたホストに集約。取り扱いリスクを低減し、ラボや VM ファームでのライセンス活用を最適化。
  • RDP/Citrix での USB 有効化:ネイティブのパススルーが不十分/粗い場合、USB Network Gateユーザー/セッション分離で対象者のみにデバイスを可視化。共有ターミナルサーバーで有効。
  • シリアル資産の近代化:長距離シリアル配線や脆弱なエクステンダを廃止し、SEC で RS-232/422/485 を IP 越しに公開。UDP ブロードキャストで分析系へテレメトリを一斉配信。
  • 開発スピード向上VSPD のループバックやバンドルで CI によるポートシミュレーション、SPM の再生/比較でドライバ検証を効率化。

(上記は製品機能に基づく代表例です。自組織のポリシー/環境に合わせて調整してください。)

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FAQ(ポートフォリオ全体)

Q1. 通信はどのように保護されますか?
製品ごとに暗号化と任意のパスワード保護が実装されています(UNG など)。CloudMounter はクラウドファイルのクライアント側暗号化を提供します。詳細は各製品のセキュリティ項をご確認ください。

Q2. 仮想化/VDI でも使えますか?
はい。UNG は VMware/Hyper-V/Citrix 連携を明記。SEC と VSPD は VM シナリオで一般的に利用され、Donglify は RDP/VM でのドングル利用を想定しています。

Q3. 最新の Windows Server や Apple シリコンには対応しますか?
UNG を含む製品は広範なプラットフォームをカバーしており、複数の Mac アプリ/SDK は Apple シリコン最適化を掲げています。

Q4. ターミナルサーバーでのマルチユーザー制御は?
UNG の ユーザー/セッション単位の分離により、意図したユーザー/セッションのみにデバイスを可視化できます。

Q5. 技術を自社製品へ組み込めますか?
はい。USB Passthrough SDKVSPD SDKSEC SDK を選択できます。サンプルコードと組込みライセンスキーが用意されています。

Q6. ドングル共有に追加ハードウェアは必要ですか?
不要です。Donglifyソフトウェアのみで機能します。

Q7. Mac でクラウドストレージの集中管理は可能ですか?
はい。CloudMounter は主要クラウド/サーバーを Finder にマウントし、暗号化オフラインアクセスを提供します。



メーカーの製品サイト
https://www.eltima.com/

【言語】英語