目次
TreeSizeとは
TreeSizeは、Windows向けのディスク可視化&クリーンアップツールです。
フォルダ/ファイルのサイズを瞬時に集計し、大きい・古い・重複など“削減余地”を特定。
Google Driveを含むクラウドストレージにも接続して、容量の無駄を素早く解消できます。
主な機能(実装ポイント)
1:Google Driveに直接接続して安全にスキャン
- TreeSize上でGoogleアカウントにサインインし、Driveを直接スキャン(共有ドライブも対象)。
- ブラウザやDriveクライアントを開かずに、容量の内訳をその場で把握できます。
2:フォルダツリー&チャートで“どこが重いか”を可視化
- サイズ順フォルダツリーで容量の大きい階層を一発特定。
- 棒グラフなどの視覚化でボトルネックが直感的に分かります。
- 深掘りしてファイル単位までドリルダウン可能。不要データの見落としを防ぎます。
3:トップ100大容量ファイルで即効ダイエット
- “トップ100ファイル”ビューで巨大ファイルから順に対処。短時間で大きな空きを作れます。
- 動画・バックアップ・一時書き出し等の“あるある肥大”を素早くあぶり出し。
4:重複ファイルを高精度に特定(MD5/SHA256対応)
- 拡張検索で重複ファイルを検出し、統合作業を効率化。
- MD5/SHA256のチェックサム判定にも対応し、名前違い・場所違いの重複も確実に発見。
5:古い・使っていないファイルの抽出(Age of Files)
- 最終アクセス/更新/作成日のいずれかで“ファイルの年齢”を可視化。
- 長期間未使用の候補を一括で洗い出し、アーカイブ/削除の判断に役立てます。
6:高度フィルタ&検索でピンポイント抽出(v9.1 UI改善)
- 拡張検索は、サイズ×日付×拡張子など条件を自在に組み合わせ可能。
- v9.1ではフィルタ構造の編集・可視性が向上し、複雑な条件でも迷わず指定できます。
7:データはローカル処理。共有されない安心設計
- Google Driveの分析はローカルPC上で処理され、ベンダー側にファイル内容は送信されません。
- “容量を減らしつつ、情報は手元に”を両立します。
8:PDF/Excel/HTMLにエクスポートして社内共有
- 結果をPDF/Excel/HTMLで出力。Before/Afterや定例レポートにそのまま活用できます。
- 部署別・種類別など、切り口ごとのリスト出力も柔軟です。
9:“コスト”列で保存コストを見える化
- 単価(円/GB)を設定すると、詳細リストに“想定コスト”列を追加可能。
- 「買い増し前にムダを削る」の意思決定を数字で後押しします。
10:SharePoint/S3など多様な保管先も一元分析
- Google Driveに限らず、SharePoint/Amazon S3/Azure Blob/WebDAV/SSH 等のスキャンにも対応。
- “保管先がバラバラ”でも、TreeSizeで横断的に現状を把握できます。
活用アイデア
- 月次の“3本柱”レビュー: 大容量/重複/古いファイルを定期スキャン→削除・アーカイブを継続。
- 共有ドライブの棚卸し: プロジェクト完了から一定期間を経たフォルダをアーカイブ候補に。
- 動画・画像の最適化: 巨大メディアは圧縮・解像度見直しをルール化。
- コスト見える化運用: “コスト”列で高コスト領域を可視化→部門別に削減目標を設定。
まとめ
TreeSizeは、Google Driveを含むストレージの“どこを減らせば効くか”を数分で示します。
まずは大容量・重複・古いの三点から着手し、レポートで成果を共有。
当ブログでは今後も様々な製品をさらに便利に使いこなすための情報を発信してまいります。
ぜひブックマークのうえ、最新記事をお見逃しなく!